クラシックコンサートに行きました。
1月6日の日記にも書きましたが、昨日がクラシックコンサートでした。
京都女子大学ニューイヤーコンサート2010
ショパン/シューマン生誕200年を記念して
室内楽の愉しみ
たまたま見た市民新聞かなにかでこのコンサートのことを知り応募しました。
1000名ご招待というほとんど「全プレ」?と思っていましたら、初めの挨拶で競争倍率約3.3倍と知りました。
←ここには写っていませんが着物の方が結構いらっしゃいました。
知っている曲が一つもなかったことが少し残念でしたが、やっぱり生演奏はいいな〜って思いました。
バイオリンがとても良かったです。
女性の衣装は華やかなドレスだし♪
コンサートプログラムに曲目の解説がありましたが、演奏されたショパンの2曲は16歳、19歳の時の作品と書いてありました。確かに熟してない感じの曲とは思いましたが、それでもやっぱりすごいなぁ〜って思いました。
天才だな〜って。
曲を聴きながら着物に置き換えていろんなことを考えました。
「知っている曲がなかった」と先ほど書きましたが、もしかしたら聴いた事があるかもしれないけど記憶に残るようなメロディー、好きな曲風とかではなかったのかもしれません。
ノッペリとした曲はメインがどこなのか私のような素人ではちっとも分からなくて、曲が長くなるほど平坦に聴こえてしまいます。ホント素人ですよね。
多分昨日聴いたばかりの曲も忘れてしまっています。
「芸術」っていうのはある程度のインパクトが必要だと思います。
友禅でもそうですが作者が「この技法が難しいんだ!」と言ったところで、一般的にはあまり意味のない言葉だと思います。
説明しないと伝わらない、それでも理解できるかどうかも分からないなんて・・・不毛です。
第一印象で好きか嫌いか迫力があるとか繊細だとか、なにか心を掴まないといけないと思います。
インパクトのない図案は素通りされ、人の興味をそそりませんし、色もそうです。
インパクトだけにとらわれると一般的に受け入れ難く、流通に乗らないことになります。
ブランド名だけが先行する場合もありますし、いろいろです。
そんなことを着物に置き換えて聴き入ってました。
さて、明日は成人式ですね。
私はほぼ毎年振袖の写真を撮りに平安神宮、岡崎公園辺りに行きます。
毎年見ていたらだいたいその年の傾向が分かります。
きっと今年は黒地に白やピンクのバラとかそんな夜系?の着物が多いんじゃないのかな〜?
これも生(ナマ)で見ると(雑誌やTVではなく)とっても勉強になります。
明日、寒くないといいんだけど・・・(>_<)