墨打ち

着物の上から羽織る薄物のコートが最近流行っています。
弊社の紋紗の生地もどちらかと言えば、コート用として使われている割合が高くなっています。
以前に染めた紋紗の小紋をコート用に仮仕立てをしようと考えて墨打ちをしているところなのですが、これがホントに大変な作業なんです。
以前に1度しましたが、2日がかりの作業でした。
生地を計って、ベストな組み合わせで柄を配置していくのですが、これが意外に大変なんです。

墨打ちが出来た生地に白い糸で印をした写真です。↓

「タエ」とか「エリ」と女性の名前のような糸印がわかりますか？
下手くそなので、わかりづらいでしょうが。
「タエ＝たて襟」「エリ＝襟」のつもりで、印を付けてみました。