法事

昨日は義父の七回忌だった。
遠くからも親戚が集まってくださり、和やかに法事と精進落としの会食が行われた。
U君に初めて会う親戚もあり、無駄に元気に走り回るU君を温かく見守ってくれた。
そして数時間だけU君はアイドルのように持てはやされ、本人は最高にテンションが高かった。
お昼寝なしで、帰宅後も「寝ないの!」と言って、電池が切れる気配なし。
たまにしかないことだし・・と思い、私も温かく見守った。


私達夫婦と保育所の先生方以外にU君が抱っこされるという機会はほとんどない。
私はそれが残念なことの一つです。
U君がいろんな人に抱っこしてもらったり、「よしよし」してもらったり
他人さんからの愛情を感じ取ってもらいたいと思っています。
なので、U君が昨日は親戚の方々と触れ合って私も嬉しかったんです。
親バカと思って、聞き流してもらったらいいことですが…。


さて、法事、法事、法事…。来年は義母の十三回忌です。
ひとつやっと終わったと思ったら、また来年どうする?てな話になります。
どうするもこうするも、うちで法事の段取りはしなくてはいけないのですが。
そういう話ではなく、とにかく時の早さを感じます。
「あ〜。もうそんな経つのか・・・・。早いな」ってね。
そして特に義母は早くで亡くなったんだなと実感します。
そんな旦那の両親が生きていたら今頃どうだったんだろうか?ということは、たまに思いますが
多分子供はできていなかったと思います。
結婚して義母を見送り、その後義父も見送りやっと私も自分の家族のことを考えられるようになったと思う。
「子供なんてできたらどうにでもなるよ」とよく言われたけど、他人が思うほど楽観的に子供を望むことができなかった。

そういう意味でも今の子供のいる生活は、不謹慎だが義父が短い介護の末、旅立ってくれたお陰だといつも思う。
私の年齢から本当にぎりぎりの妊娠出産だったし。
改めてそんなことを考える法事だった。