生後10日目です

早いもので今日で生後10日目です。
私は6日(土)に退院したので、自宅での生活は4日目です。
慣れない育児と睡眠不足で毎日フラフラになっています。


さて、出産のことを少し書いておきます。(自分の記録として)

私が出産する前にブログを更新した最後の日(7/27)の夜中頃に急に激しいお腹の痛みがありました。
どうやら出血したみたいでした。
翌朝(7/28)、病院に一応電話をして訊いてみましたら、「それはおしるしですね。」とのことでした。
なんとなく聞いた事のあるようなおしるしという言葉でしたが、どうやらおしるしとは出産が近いというお知らせ?のようなものらしいです。
そんな言葉も私はな〜んにも知りませんでした。


で、それを聞いて慌てて「動けるうちに!」と思い、午前中に料理をしたり掃除をしたりしましたが、いつもとは違うお腹の痛みがチクチクとしていました。
午後にはだんだんそのチクチクが強くなって寝てるのも、しんどくなりました。
病院で聞いていた通り、その痛みが10分とかになってきたので、これが陣痛?って感じでした。
夕方にはその間隔が短くなり7〜8分とか5分とかになったので、病院に電話をしたら入院の用意をして来て下さいと言われ行きました。
泣きそうなくらいの痛みを味わいながら、「もしかしたら翌朝に生まれるかも?」などと言われて複雑な心境でいました。


ところが。
日付が変わって29日の深夜には陣痛がしだいに遠のいていき、完全になくなることはなくても痛みが和らいできました。
そんなわけで、一旦29日の朝には退院し、自宅に戻りました。


それでもお腹のチクチクは続いていて、自宅に帰って間もなくすると、また同じように痛んでいました。
不発の陣痛では申し訳ないと思い、そのまま自宅で痛みを我慢。
でもまた夕方には痛みが激しくなり、その間隔が定期的で短くなって、今度は塊の出血も出たので、恥ずかしながらもまた病院に電話しました。
陣痛のことというより、出血が気になったんですが、またやはり入院の準備をしていきましたが、自分では「また不発だろうな・・・・」と思っていました。
でも「それっぽい」みたいな雰囲気で、夜中までほぼ定期的な陣痛がきていました。
その時にお腹の中の赤ちゃんの心音が陣痛の度にふらついたり乱れるので詳しく調べてもらったら、へその緒が首に巻いているということが分かりました。
そのままでも自然分娩はできるので朝まで様子をみることに。
私の体力は限界だし、子宮口は開かないし、赤ちゃんも下に降りてこともなく、いつまでたってもいつものお腹の位置で元気に動いていました。


そして30日(土)の朝、先生から「赤ちゃんの命が危険なこと」「高齢出産であること」「子宮口が開かないこと」などの理由により、場合によっては帝王切開をしますと告げられました。
それでもお昼までは様子をみると言われ、また陣痛の痛みに耐えるはめに。。。。


そしてお昼まで待って帝王切開ということが決まり1時から手術とのこと。
ところが、緊急搬送を受け入れるので2時からと。。。。。


で、実家の母親がギリギリ1時半頃に病院に到着し、手術室に行く廊下で初めて妊娠した私の大きなお腹を見ることに。。


そしてようやく手術をしてもらうことになりました。


もうとにかく下半身麻酔と言っても声は聞こえるし、皮膚が引っ張られる感覚はあるし、ホント恐ろしいもんです。
私は一度も目を開けることもなく、ひたすら気持ちを「無」の状態にもっていき挑みました。

無事に手術も成功し、赤ちゃんも無事で鳴き声を聞いてホッとしました。
すぐに抱っこをしたり触ることはできませんでしたが、嬉しかったことは覚えています。


結局、へその緒が赤ちゃんの首に1回、胴体に2回巻いてあり、羊水は混濁し、本当に危険な状況だったのを、手術によって親子共に助けていただきました。
「不発の陣痛」と勝手な判断で自宅で粘っていたら、もしかしたら親子共に危なかったかもしれません。


しかしありがたいもんです。
私はやっぱり運がいいんです!


とりあえず、出産までのことを今日は書きとめておきます。