弟子として

今日は暖かい日でした。
自転車で走り回っていたら、暑くて。
しかも数日前から花粉で鼻がムズムズ。
今日はマスクを付けて外出しましたが、それでも夜は鼻水が出ます。←すみません、汚い話で。
もうそんな時期なんですね。
毎年、嫌になります (>_<)


さて、今日は午後から先日落選した作品を取りに文化博物館に行きました。
同時にギャラリーのIさんをお誘いして入選作品を一緒に見ました。


展示会を見て、自分の作品が選外だったことがなんとなく理解できました。
そこの展示会の流れに乗っていない私の作品。


この展示会用にまた頑張って作るかどうかは疑問が残りましたが・・・・。
そんなことを鑑賞後、お茶しながらIさんと話してました。
当分、この出品云々に関しては自問自答が続く気がします。


帰りに師匠宅に寄り作品を見ていただき、ご意見をいただきました。
と、言いましても師匠はとても無口で良いとも悪いとも言いませんでした。
何も言わなくても見れば技術の細かい部分、大変さを理解して下さいます。
技術面においてもしかしたら今、私の理解者は師匠だけではないでしょうか?


師匠はこういった公募展には見向きもしません。勿論、忙しくてそれどころではありませんが。
お訊きはしませんでしたが、何度か挑戦されたのかもしれません。
たとえ賞をとらなくても師匠がずっと仕事を続けてこられているのは、やはり師匠の技術なんだと思います。


師匠が公募展でなんか賞をとるまで頑張れなんて今まで一言も言われたこともありませんし、
今回も言われれませんでした。


そして結局、これといった話もなく退散しました。


寡黙な師匠ですが私の性格など、よく理解されているので言葉少なく言葉を選んでいる姿を見ていると
とても師匠からの愛情を感じました。ホントに泣いてしまいそうになりました。
正直、それが嬉しいような辛いような。
そして私はいい報告ができず、出来の悪い弟子で申し訳なく思いました。




何はともあれ色んな事を考えさせられた今回の公募展はホントに良い経験でした。